築35年スレート屋根のアスベスト含有、仙台市青葉区での現地調査レポート

先日、仙台市青葉区の遠藤様(仮名)のお宅へ現地調査にうかがいました。築35年の木造住宅で、屋根材はアスベストを含有するスレート、外壁は窯業系サイディングです。雨の日に訪問したこともあり、建物全体の状態をじっくり確認できました。

現地で確認した屋根・外壁の状態

まず屋根をドローンで撮影しました。

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

スレート全体に経年による色あせが見られ、表面の塗膜はほぼ機能を失っている状態でした。スレートは塗膜が切れると素材自体が水を吸いやすくなり、凍結融解を繰り返す仙台の冬には特にひびや欠けが進みやすくなります。ドローン画像でも、棟付近のスレートに浮きが出ている箇所を複数確認しています。

外壁は四方向から撮影しました。

外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(東面)
外壁(東面)

窯業系サイディングは全面的に塗膜の劣化が進んでおり、北面と西面では苔や汚れの付着が目立ちました。サイディングのシーリング部分も硬化・痩せが進んでおり、目地からの雨水浸入が懸念される状態です。築35年という年数を考えると、これまで一度も外壁を手入れしていなければ、こうした状態になるのは自然な流れです。

気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所

外壁の一部では、サイディングの表面が浮き気味になっている箇所も確認しました。雨水が裏側に回り込んでいると、下地の木材まで傷んでいる可能性があります。

アスベスト含有スレートは「壊さない」ことが基本

このお宅のスレートにはアスベストが含まれています。アスベストは繊維状の素材で、破砕したり削ったりしない限り飛散リスクは低いとされていますが、解体や廃棄の際には法令に基づいた処理が必要です。そのため、アスベスト含有スレートへの対応としてよく選ばれるのが、既存のスレートを撤去せずに上から新しい屋根材を重ねるカバー工法です。撤去費用と廃材処分費が抑えられ、屋根の断熱性・遮音性が上がる点もメリットです。一方で、既存スレートの状態が悪すぎる場合や、建物の重量制限を考慮しなければならない場合は、アスベスト対応の専門業者による撤去・葺き替えを検討することになります。

このまま放置するとどうなるか

スレートの塗膜が切れた状態で仙台の冬を越すと、素材内部に染み込んだ水が凍結と融解を繰り返し、ひびや割れが広がるスピードが上がります。ひびが入ると下地のルーフィング(防水シート)に直接雨水が当たるようになり、ルーフィングが劣化すると室内への雨漏りに至ります。外壁のシーリング劣化も同様で、目地から入った水が断熱材や柱を腐らせると、補修費用は外壁工事だけでは収まらなくなります。

対処法の方向性

今回の調査結果をもとに、遠藤様には屋根と外壁をセットで検討されることをお勧めしました。屋根はスレートの状態と建物の構造を確認した上でカバー工法か葺き替えかを判断します。外壁はシーリングの打ち替えと塗装を基本とし、浮きが出ている箇所はサイディング自体の補修も合わせて行う予定です。

仙台市青葉区でスレート屋根や窯業系サイディングの劣化が気になっている方は、まず現地調査からご相談ください。なごみルーフでは屋根のドローン点検と外壁目視調査を無料で行っています。アスベスト含有スレートへの対応も含め、状況に合った工事の進め方をご説明します。

築30年スレート屋根の現地調査レポート|大崎市・加藤様邸

大崎市にお住まいの加藤様(仮名)邸に現地調査でお伺いしました。築30年の木造住宅で、屋根はスレート、外壁は窯業系サイディングです。当日はドローンを使って屋根全体を撮影し、地上からは確認しにくい部分も含めて状態を記録しました。

ドローンで確認した屋根の状態

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

現地で拝見したところ、この建物は複数の屋根面が組み合わさった入母屋に近い複雑な形状で、谷部(屋根面が交わるV字の箇所)がいくつかあります。屋根材はスレートで、全体的にグリーン系の塗装が施されています。南面には太陽光パネルが設置されていました。

ドローン画像を拡大して確認すると、スレート全体に黒ずみや変色が見られます。塗膜が劣化して防水性が落ちると、スレート表面が雨水を吸い込みやすくなり、コケや汚れが付着しやすい状態になります。築30年という年数を考えると、塗膜の保護機能はほぼ失われていると判断しました。また、谷部は雨水が集中して流れる箇所なので、板金の状態も含めて注意が必要です。

外壁の状況

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

外壁は窯業系サイディングです。各面をドローンで確認したところ、全体的に汚れの付着が見られ、特に北面は日当たりが少ないためか、くすみが目立ちます。窯業系サイディングはシーリング(目地部分)が先に劣化する傾向があり、築30年であれば目地の打ち替えが必要な状態になっていることがほとんどです。シーリングが切れると、そこから雨水が浸入して壁内部の下地が傷む原因になります。

このまま放置するとどうなるか

スレートの防水性が失われた状態が続くと、雨水が屋根材の下に回り込み、防水シート(ルーフィング)や野地板(木下地)を傷めます。野地板が腐食してくると、屋根材を支える力が弱まり、部分補修では対応しきれなくなります。外壁のシーリング劣化と合わせて、建物全体として雨水の浸入リスクが高まっている段階です。

今後の対処について

屋根については、現状の野地板の状態次第で塗装による延命か、カバー工法または葺き替えかを判断することになります。今回の調査では、スレートに割れや大きなズレは確認できませんでしたが、塗膜の劣化が進んでいるため、早めに対応を検討する時期に来ています。外壁は塗装の前にシーリングの打ち替えを行うのが基本的な流れです。

大崎市エリアで屋根や外壁の状態が気になる方は、なごみルーフへご相談ください。ドローンを使った無料の現地調査を行っており、調査結果は画像とともにご説明します。まずはお気軽にお問い合わせください。

築45年の陶器瓦屋根、そろそろ限界?仙台市青葉区の現地調査レポート

「築45年になるんですが、一度ちゃんと見てもらったことがなくて」——井上様(仮名)からそんなご連絡をいただき、仙台市青葉区のご自宅へ伺いました。陶器瓦の屋根と金属サイディングの外壁を持つ木造2階建てです。築年数を考えると、目に見える不具合がなくても一度全体を確認しておきたい、というお気持ちはよく分かります。

ドローンで屋根全体を確認してみると

外壁(東面)
外壁(東面)

現地で拝見したところ、まず目についたのが屋根面の色ムラです。ドローンで上から撮影した画像を見ると、陶器瓦の面ごとに明暗の差がはっきりしていました。日当たりの少ない面では表面に苔や汚れが定着しており、瓦の釉薬(ゆうやく)の光沢も落ちています。

外壁(南面)
外壁(南面)

棟まわりは漆喰で固められていますが、築45年という年数を考えると漆喰の劣化・剥離が起きていても不思議ではありません。棟瓦のズレや浮きが生じると、そこから雨水が入り込みやすくなります。

外壁側にも経年の痕跡が

外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

金属サイディングの外壁は、北面と西面で色あせや汚れの付着が目立ちました。金属サイディングは塗膜が劣化してくると、表面の防水性が落ちて錆びが発生しやすくなります。特に北面は乾燥しにくく、汚れが長く残る傾向があります。継ぎ目のシーリング材の状態についても、近い将来の打ち替えを視野に入れておく必要があります。

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

陶器瓦が45年経つと何が起きるか

陶器瓦そのものは耐久性が高く、瓦自体が割れていなければ50年以上もつケースもあります。ただし、瓦を固定している漆喰や土台の野地板・防水シート(ルーフィング)は瓦より先に劣化します。築45年であれば、ルーフィングの寿命はとうに過ぎている可能性があります。瓦の下に雨水が入っても、ルーフィングが健全であれば室内への浸水は防げますが、それが機能しなくなると雨漏りに直結します。

対処法と費用の目安

今回のような陶器瓦屋根で検討できる主な工事は次の2パターンです。

部分補修(漆喰の打ち直し・ズレた瓦の修正)

棟まわりの漆喰補修や瓦のズレ修正だけであれば、10〜30万円程度で対応できる場合があります。ただし、ルーフィングの状態が悪い場合はこれだけでは根本解決になりません。

葺き替え工事

既存の陶器瓦をすべて撤去し、ルーフィングと野地板ごと新しくする工事です。一般的な2階建て住宅で150〜250万円前後が目安ですが、屋根の形状や面積によって変わります。外壁の塗装や補修も合わせて行うと、足場を一度で済ませられるため総費用を抑えられます。

井上様のケースでは、まず棟まわりの詳細な状態確認と、ルーフィングが傷んでいないかの診断が先決です。劣化が軽微であれば部分補修で数年延命できますが、ルーフィングが限界に近ければ葺き替えを前提に計画を立てた方が結果的に費用がかさみません。

気になる方は現地調査からどうぞ

なごみルーフでは仙台市青葉区をはじめ、宮城県内の現地調査を無料で承っています。「築年数は経っているが不具合はまだ出ていない」という段階でも、ドローン撮影を含めた診断が可能です。劣化が進む前に状態を把握しておくと、修繕の計画が立てやすくなります。お問い合わせフォームまたはお電話でご予約ください。

築23年スレート屋根に苔が広がる原因と対処法|仙台市青葉区

「屋根が緑色になってきた気がして、一度見てもらいたい」というご連絡をいただき、仙台市青葉区の渡辺様(仮名)のお宅へ伺いました。築23年の木造住宅で、屋根材はスレート、外壁は窯業系サイディングです。

現地で確認した屋根の状態

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローンで屋根全体を撮影したところ、スレートの表面に苔・藻が広範囲にわたって繁殖していることが確認できました。特に北面と西面は日当たりが少ないためか、緑色の変色がほぼ全面に及んでいます。南面は苔の量こそ少ないものの、スレート表面の色あせや塗膜の劣化が進んでおり、防水性が落ちている状態でした。屋根材自体の割れや大きなズレは今のところ見当たりませんでしたが、スレートの端部に細かなひび割れが数か所あり、放置すると雨水が浸入するリスクがあります。

外壁(西面)
外壁(西面)

外壁の窯業系サイディングについても各面を確認しました。西面・北面を中心に、目地のシーリング材が痩せて隙間ができはじめています。サイディング表面の塗膜も退色が進んでおり、防水性の低下が懸念される状態です。

なぜ苔がここまで広がるのか

外壁(北面)
外壁(北面)

スレートは製造後10年前後を目安に表面の塗膜が劣化してきます。塗膜が薄くなると表面が水を吸いやすくなり、苔・藻が根を張りやすい環境になります。築23年であれば、初回塗装から相当な年数が経過している可能性が高く、今回のように屋根全体に苔が広がるのは塗膜の防水機能がほぼ失われたサインです。仙台市青葉区は梅雨から秋にかけて湿度が高い時期が続くため、苔の繁殖が進みやすい気候条件でもあります。

対処法と費用の目安

外壁(東面)
外壁(東面)

現状のスレートに割れや反りが少なく、下地が健全であれば、高圧洗浄で苔を除去したうえでの屋根塗装が選択肢になります。費用は屋根面積や使用する塗料のグレードによりますが、一般的な2階建て住宅で30〜60万円前後が目安です。ただしスレートが薄くなって踏み割れのリスクがある場合や、塗装を繰り返して縁切りスペースが失われている場合は、既存スレートの上に新しい屋根材を重ねるカバー工法が適しています。カバー工法の費用は60〜120万円前後が目安で、既存材を撤去しないため廃材費用を抑えられるメリットがあります。外壁についても、シーリングの打ち替えと塗装を合わせて行うことで、防水性を回復させることができます。

外壁(南面)
外壁(南面)

渡辺様のお宅では、屋根の状態をさらに詳しく確認したうえで、塗装かカバー工法かを判断することをお勧めしました。苔が広がっている段階では雨漏りに至っていないケースも多いですが、塗膜が失われたスレートは水を含んで傷みが加速するため、早めに手を打つほうがトータルのコストは抑えられます。

無料現地調査のご案内

なごみルーフでは、仙台市青葉区を含む仙台市全域で屋根・外壁の無料現地調査を行っています。ドローン撮影を活用して屋根に上らずに状態を確認できるため、「まず見てほしい」という段階でもお気軽にご連絡ください。調査後は写真と一緒に現状と対処法をご説明し、工事の要否も含めて率直にお伝えします。

築30年スレート屋根の劣化、大崎市での現地調査レポート

「屋根が気になっているけど、どの程度で工事が必要になるのか分からない」というご相談は、築25年以上のスレート屋根をお持ちのお客様からよくいただきます。今回は、大崎市にお住まいの後藤様(仮名)のお宅へ伺った際の調査内容をもとに、スレート屋根の劣化がどのように進むのかをお伝えします。

現地で拝見したスレート屋根の状態

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

後藤様のお宅は木造2階建て、築30年です。ドローンで屋根全体を撮影したところ、スレート表面に茶色〜黒色の筋状の汚れが広い範囲に見られました。これは苔や藻が表面の塗膜の上に付着・進行したものです。スレートはもともと表面に塗装が施されており、その塗膜が紫外線や雨水で劣化してくると、苔や藻が根を張りやすくなります。築30年という年数からすると、塗装の防水機能はほぼ失われていると考えてよい状態でした。

屋根の形状は寄棟に近い複雑な形で、谷部(屋根面が合わさる凹部分)が複数あります。谷は雨水が集中する箇所なので、スレートのひび割れや板金の劣化が起きやすく、今回の調査でも入念に確認しました。

外壁の状況も合わせて確認

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

外壁は金属サイディングです。各面を目視したところ、塗膜の色あせはあるものの、大きな凹みや錆の広がりは確認できませんでした。屋根と外壁を同時に工事する場合、足場代を一度にまとめられるため費用面で合理的ですが、外壁の傷みが軽度であれば、優先順位を踏まえて判断することをお勧めします。

スレート屋根の劣化、どこを見ればわかるか

スレート屋根で確認すべきポイントは主に3点です。

苔・藻の発生範囲:表面の一部に限られているか、屋根全体に広がっているかで塗膜の残存量が変わります。今回のように全体に広がっている場合、塗装のみで対処するのが難しいケースもあります。

スレート本体のひび・割れ:塗膜が失われた状態が続くと、スレート自体が水を吸い、凍結融解を繰り返すことでひびが入ります。大崎市は冬季に気温が下がる地域なので、この劣化が進みやすい環境です。

棟板金や谷板金の状態:板金が浮いていたり、シーリングが切れていると、雨水が下地に回り込みます。スレート自体より先に板金まわりから雨漏りが起きるケースも少なくありません。

塗装か、カバー工法か

築30年のスレートで塗膜がほぼ機能していない場合、塗り直しだけでは下地の防水性回復に限界があります。スレート本体にひびや割れが多ければ、塗装ではなくカバー工法(既存スレートの上に新しい屋根材を重ねる工法)や葺き替えを検討する段階です。後藤様のお宅については、調査で確認した下地の状態をもとに詳しいご提案をお伝えする予定です。

大崎市近郊で屋根の状態が気になる方へ

スレート屋根は見た目では分かりにくい劣化が進んでいることが多く、ドローンや専門的な目視による調査で初めて状態が把握できます。なごみルーフでは大崎市を含む宮城県内の現地調査を無料で承っています。「築年数は経っているが、どの程度の状態か知りたい」という段階でもご連絡ください。

築30年の陶器瓦と窯業系サイディング、笠木劣化が招く雨漏りリスク|仙台市青葉区

仙台市青葉区の井上様(仮名)のお宅を調査した際、屋根・外壁ともに築30年相応の状態でしたが、なかでも気になったのは笠木の劣化でした。陶器瓦は全体的に並びが安定しており、外壁の窯業系サイディングも面そのものに大きな破損はありませんでした。ただ、笠木まわりは別の話です。

現地で確認した症状

外壁(東面)
外壁(東面)

東面・西面・南面・北面の窯業系サイディングを一通り確認しました。外壁の表面は全体的に汚れが積もっているものの、クラックや著しい反りは見当たりませんでした。ただし目地のコーキングは経年で痩せており、部分的に隙間が生じている箇所もありました。

外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(北面)
外壁(北面)

屋根の陶器瓦は、ずれや割れは見受けられませんでした。陶器瓦は釉薬がかかっているため表面の耐候性は比較的長持ちしますが、棟や谷、取り合い部分の漆喰や板金は別途確認が必要です。今回の調査では、屋根よりも笠木まわりの方が先に手を打つべき状態でした。

笠木の劣化
笠木の劣化

屋根に上って確認すると、バルコニー上部の笠木の塗膜が剥がれ、表面が黒ずんでいました。笠木の天端(上面)と立ち上がり部分の取り合いに隙間が生じており、雨水が入り込みやすい状態になっています。

なぜ笠木からダメになるのか

笠木はバルコニーや腰壁の頂部に取り付ける部材で、常に雨を直接受ける位置にあります。塗膜が劣化すると防水性が落ち、天端の継ぎ目や固定ビス周辺から水が入ります。笠木の下には防水層や木下地があるため、そこへ水が届くと腐食が進行します。窯業系サイディング自体は水に強い素材ですが、裏側の下地が傷むと外壁全体の強度に影響します。

放置するとどうなるか

笠木まわりの雨水侵入を放置すると、バルコニー床の防水層が内側から劣化し、やがて室内への雨漏りへ進みます。木造住宅の場合、躯体の木部が腐食すると補修範囲が広がり、外壁や屋根だけを直すより費用が大きくなります。築30年の建物では、外から見て問題がなさそうでも、笠木の下で劣化が進んでいるケースが少なくありません。

対処の流れ

今回のような状態であれば、まず笠木の塗装または板金による笠木交換を検討します。既存の笠木の固定状況や下地の腐食度合いによって補修の範囲が変わるため、笠木を外して下地を確認してから工法を決めます。あわせて、外壁目地のコーキング打ち替えも同時期に対応すると、足場を一度で使えるため費用を抑えられます。陶器瓦については今回の調査で早急な対処が必要な箇所は見当たりませんでしたが、漆喰の状態は定期的に確認しておくことをお勧めします。

仙台市青葉区での調査・お見積りについて

なごみルーフでは、仙台市青葉区を含む仙台市内の現地調査を無料で承っています。「笠木が気になる」「外壁の目地が痩せてきた」といったご相談から受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。調査後は写真付きの報告書をお渡しし、工事が必要な箇所と優先度をご説明します。

築27年スレート屋根の現状と対処法|大崎市の調査事例

先日、大崎市にお住まいの清水様(仮名)のお宅へ現地調査に伺いました。築27年の木造住宅で、屋根材はスレート、外壁は窯業系サイディングです。

ドローンで確認した屋根の状態

外壁(東面)
外壁(東面)

現地で拝見したところ、屋根全体の色が全体的にくすんでおり、表面の塗装が劣化しているのが確認できました。スレート屋根は出荷時に塗装が施されており、その塗膜が紫外線や雨水にさらされ続けることで徐々に機能を失っていきます。築27年というのは、スレートそのものの劣化が進みやすい時期にあたります。

外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(西面)
外壁(西面)

ドローンで上空から撮影すると、屋根面全体にわたって劣化が進んでいることが一目で分かりました。棟まわりや各面の取り合い部分も含めて、広範囲で塗膜の保護機能が低下した状態です。外壁の窯業系サイディングについても、各面をひと通り確認しました。

なぜ築27年で劣化が目立つのか

外壁(北面)
外壁(北面)

スレートは製品自体がセメント系の素材で、表面塗装が防水の役割を担っています。塗膜が劣化すると、スレート自体が雨水を吸い込みやすい状態になります。吸水と乾燥を繰り返すうちに素材が徐々に脆くなり、ひび割れや欠けが生じやすくなります。大崎市を含む宮城県内は、冬季の凍結融解サイクルがあるため、吸水したスレートには特に負担がかかります。

放置するとどうなるか

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

塗膜の保護がない状態で雨水の浸入が続くと、屋根材の下に敷かれている防水シート(ルーフィング)への負担が増します。ルーフィングも年数とともに劣化しているため、雨漏りへのリスクが高まります。また、スレートの脆化が進むと、踏み割れが起きやすくなり、メンテナンス時の作業性も悪くなります。

確認できた気になる箇所

気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所

ドローンの近接撮影で確認した部分では、スレート表面の劣化に加えて、取り合い部分の状態も気になる箇所として記録しました。こうした部位は雨水が集まりやすく、早めに対処しておくほうが補修の範囲も小さく済みます。

スレート屋根に取れる対処法

現時点での対処法としては、主に塗装による保護か、既存スレートの上から新しい屋根材を重ねるカバー工法のどちらかを検討することになります。スレートの脆化が一定以上進んでいる場合、塗装だけでは素材自体の強度回復は見込めないため、カバー工法や葺き替えが選択肢になります。どちらが適切かは、スレートの割れや欠けの程度、野地板の状態によって変わります。

大崎市エリアで築20年以上のスレート屋根にお住まいで、最後に屋根を点検した時期が分からないという方は、一度現状を確認しておくことをお勧めします。なごみルーフでは、ドローンを使った無料の現地調査を行っています。お気軽にご相談ください。

築35年・アスベスト入りスレート屋根の雨漏り調査|仙台市青葉区

仙台市青葉区にお住まいの小林様(仮名)から、室内への雨水浸入についてご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。築35年の鉄骨造住宅で、屋根材はアスベストを含むスレートです。

現地で確認した症状

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

まずドローンで屋根全体を撮影したところ、スレート面のほぼ全域に苔と水垢が広がっていました。色のまだらな部分が苔の繁殖箇所で、表面の防水性能がかなり落ちていると判断できます。

屋根状況
屋根状況

近づいて見ると、スレートの一枚一枚に水垢の筋がついており、苔が根を張っている箇所も複数ありました。スレートは塗膜が劣化すると吸水しやすくなり、苔や藻が定着する条件が整います。築35年ともなれば、過去に塗り替えをしていても再劣化している可能性が高く、今回はまさにその状態でした。

ベランダ内部
ベランダ内部

次に、ご相談の雨漏り箇所の真上にあたるベランダを確認しました。ベランダ内部の板金水切りに錆が発生しており、表面だけでなく継ぎ目周辺にも広がっていました。板金の錆は放置すると穴が開き、そこから水が回ります。

ベランダ下部
ベランダ下部

ベランダ下部を見ると、箱樋仕様の構造になっていて、壁際に水が流れた跡がはっきり残っていました。この状況から、板金水切りの錆部分を伝った水が箱樋に回り込み、さらに室内側へ浸入していると考えられます。

アスベスト入りスレートの屋根で気をつけること

今回の屋根はアスベストを含むスレートです。アスベスト含有のスレートは、飛散リスクのある作業(切断・破砕など)に制限があるため、工事方法の選択肢が通常とは異なります。塗り替えは表面を傷つけずに行えるため対応可能ですが、撤去が伴うカバー工法や葺き替えを検討する場合は、アスベスト対応の届け出や適切な処理が必要になります。工事前に屋根材の種類と含有状況を正確に把握しておくことが、その後の計画に直結します。

放置するとどうなるか

外壁(南面)
外壁(南面)

外壁の南面・北面を見ると、ベランダ下の壁に苔汚れと水染みが広がっています。雨漏りが続くと、外壁の内側(断熱材や構造材)に水分が蓄積し、鉄骨造であっても接合部の腐食やさびの進行につながります。ベランダの板金水切りの錆も、穴が開いてからでは補修範囲が広がります。

対処の考え方

今回の雨漏りの直接原因はベランダの板金水切りの錆と、そこからの水の回り込みです。まずこの板金部分の補修または交換が優先されます。屋根のスレートについては、防水性能の低下が明らかなため、塗り替えによる保護か、将来的な葺き替え・カバー工法かを、アスベスト処理のコストも含めて検討する必要があります。どちらの方向でも、現状のスレートの状態と建物の使用年数を踏まえた上で判断することをお勧めします。

外壁(東面)
外壁(東面)

仙台市青葉区で、スレート屋根の雨漏りやアスベスト含有屋根材の工事についてご不明な点がある方は、なごみルーフまでご連絡ください。現地調査は無料で承っています。屋根の状態を確認した上で、工法と費用について具体的にご説明します。

築22年スレート屋根の苔・色あせ放置で起きること【塩釜市】

先日、塩釜市の長谷川様(仮名)のお宅でスレート屋根と窯業系サイディングの現地調査を行いました。築22年の木造住宅で、ドローンと目視の両方で状態を確認しています。

現地で確認した症状

外壁(東面)
外壁(東面)

ドローンで屋根面を上から撮影したところ、スレート全体に苔が広範囲に付着しており、茶色く変色している箇所が複数ありました。特に北面・西面は日当たりが少ないこともあり、苔の密度が高い状態でした。色あせも進んでいて、塗膜がほぼ機能していない段階と判断しました。

外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

屋根だけでなく、バルコニーまわりにも気になる箇所がありました。排水口(ドレン)の周囲に泥汚れが固着しており、防水面も汚れが目立つ状態です。エアコン室外機の下にも水が滞留した跡があり、排水がうまく流れていない可能性があります。

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所
気になる箇所

なぜこうなるのか

スレートは製造時に塗装が施されていますが、塗膜は10〜15年ほどで撥水性が落ちてきます。塗膜が劣化すると屋根材が水を吸いやすくなり、湿った状態が続くことで苔や藻が根を張ります。塩釜市は海に近く、湿度の高い日が続きやすいため、内陸部と比べて苔の進行が早くなる傾向があります。バルコニーの排水口まわりは、落ち葉やゴミが溜まると水はけが悪くなり、防水層の上に水が長時間残る状態になります。

放置するとどうなるか

スレートに苔が根を張ったまま放置すると、根が屋根材の内部に水を引き込み、スレート自体が割れやすくなります。築22年という時点では、スレートの強度はすでに落ちていることが多く、踏み割れのリスクも上がります。バルコニーについては、ドレン周辺の防水が劣化した状態で水が溜まり続けると、防水層の下地まで水が回り、室内への雨漏りにつながります。

対処の方向性

スレート屋根は、塗膜の劣化段階であれば高圧洗浄のうえ塗り替えで対応できます。ただし、スレート自体にひび割れや欠けが出始めている場合は、塗り替えだけでは追いつかないケースもあります。今回の長谷川様のお宅は屋根全体の傷みを精査したうえで、塗り替えかカバー工法かを改めてご提案する予定です。バルコニーのドレン周辺は、防水層の状態確認と清掃・補修を優先するよう申し上げました。

同じような状態が気になる方へ

塩釜市・仙台市周辺で「屋根に苔が目立ってきた」「バルコニーの排水がうまくいっていない気がする」という方は、なごみルーフの無料現地調査をご利用ください。ドローンで屋根の状態を撮影し、写真でご説明したうえで必要な工事の内容と費用をご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。

築35年の陶器瓦、一部外れと棟沈みを仙台市太白区で調査

築35年の陶器瓦屋根は、見た目に問題がなさそうでも、棟まわりや谷部で静かに傷みが進んでいることがあります。今回は仙台市太白区の村上様(仮名)のお宅にうかがい、屋根の状態を調べてきましたので、確認した内容をそのままお伝えします。

現地で確認したこと

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローンで上空から撮影すると、屋根面の広い範囲に苔や汚れが付着しているのが確認できました。陶器瓦自体は耐久性が高い建材ですが、表面に汚れが蓄積すると水はけが落ちて、周辺部材の劣化を早める要因になります。

一部瓦が外れ、棟瓦も沈んでいる
一部瓦が外れ、棟瓦も沈んでいる

近づいて見ると、屋根面の数か所で瓦がずれて外れかかっており、棟瓦は全体的に沈み込んでいました。棟部分は土(のし土)で積み上げて固定する工法が多く、年数が経つとその土が雨水を吸って崩れ、瓦を支えられなくなっていきます。今回もその状態で、棟の頂部がなだらかに下がっているのが写真からも分かります。

なぜこうなるのか

陶器瓦そのものは50年以上もつ建材ですが、棟まわりの漆喰や土は20〜30年で劣化します。築35年というのは、ちょうどその境界を超えた時期にあたります。土が崩れると棟瓦の固定が甘くなり、台風や積雪の荷重でずれたり外れたりするリスクが上がります。また外れた箇所から雨水が入り込むと、野地板や垂木が傷んで、屋根全体の工事が必要になることもあります。

外壁の状況

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)

外壁はモルタル仕上げで、全面に汚れと色褪せが見られました。モルタルはひび割れが入ると雨水の浸入口になるため、屋根と合わせて状態を確認しておく必要があります。今回の調査では、外壁についても後日詳しく診断することをお勧めしています。

対処法と費用の目安

棟瓦の沈みと瓦のずれが主な症状であれば、まず棟の積み直し工事が対象になります。既存の棟瓦を一度撤去し、傷んだ土を取り除いてから漆喰で再施工する方法です。外れた瓦の差し直しも同時に行います。範囲や棟の長さによって費用は変わりますが、棟の積み直しは一般的に1mあたり1〜2万円台が目安です。屋根全体の葺き替えと比べると費用を抑えられますが、下地の傷み具合によっては部分補修では対応しきれないケースもあるため、現地での確認が前提になります。

まずは無料の現地調査から

なごみルーフでは、仙台市太白区をはじめとする仙台市内の現地調査を無料で承っています。「棟が少し下がっている気がする」「瓦がずれているかもしれない」といった段階でも、ドローン撮影と目視で状態を確認します。気になる点がある方は、お気軽にお問い合わせください。

築26年モニエル瓦の現地調査レポート|仙台の屋根点検事例

「モニエル瓦の屋根なのですが、色が変わってきたように見えます。塗装すれば直りますか?」というご相談をいただくことがあります。今回は、築26年の木造住宅・橋本様(仮名)のお宅でドローンと目視による現地調査を行いましたので、確認した内容をお伝えします。

現地で確認した屋根の状態

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローンで上空から撮影すると、モニエル瓦全体に茶色とグレーが混ざったような色ムラが出ていました。新築時の色が均一に残っている面はほぼなく、表面の骨材が露出した部分と、コケや汚れが付着した部分が混在している状態です。4面すべてで同様の傾向が見られましたが、北面と西面のほうが変色の程度が強く出ていました。

気になる箇所
気になる箇所

寄棟形状の棟が交差する部分を近くで見ると、棟板金の継ぎ目や端部のシーリングが細くなっており、板金と瓦の間にわずかな隙間が生じている箇所もありました。棟板金は経年で動きやすく、シーリングが先に劣化して雨水の入り口になりやすい部位です。ここは雨漏りのリスクという観点からも優先的に確認が必要な場所です。

モニエル瓦に起きやすい劣化の特徴

気になる箇所
気になる箇所

モニエル瓦はセメントと砂を主原料とした乾式コンクリート瓦で、表面にスラリー層と呼ばれる塗膜があります。この塗膜が20年以上経過すると剥がれ、下地のセメント面が水を吸いやすくなります。橋本様のお宅でも、瓦表面に縦方向の筋状の変色が広い範囲に出ており、スラリー層の保護機能が落ちていることがうかがえました。

塗装で対応できるかどうかについては、スラリー層が残った状態で通常の塗料を塗ると密着不良が起きやすいという点に注意が必要です。モニエル瓦に塗装する場合は、残存するスラリー層を高圧洗浄でしっかり落としたうえで、専用の下塗り材を使う工程が必要になります。この手順を省いた施工だと、数年で塗膜が浮いてくることがあります。

棟板金まわりの状況

気になる箇所
気になる箇所

軒先コーナーの板金を近くで確認すると、留め付け部分のシーリングが硬化して細くなっているのが分かりました。板金自体の浮きや欠落はありませんでしたが、このまま放置すると風の影響を受けたときに動きやすくなります。

雨樋は大きな変形はないものの、軒先の一部に落ち葉が詰まっていました。詰まりがあると排水しきれずに雨水が軒天へ回ることがあるため、合わせて清掃が必要です。

外壁の状態

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)

外壁は窯業系サイディングです。南面と東面は表面の艶がほぼなくなり、目地シーリングの痩せが見られました。築26年という年数を考えると、シーリングの打ち替えは遅くない時期に行っておいたほうがよい状態です。クラックや大きな欠けは確認できませんでしたが、塗装の防水性能は残り少ないとみています。

外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

西面と北面は苔の付着がやや目立ち、日当たりと通気の条件が反映された状態でした。外壁も屋根と同時期に手を入れることで、足場費用を1回分にまとめられます。

今後の対応について

今回の調査結果を踏まえると、優先度が高い順に「棟板金まわりのシーリング補修」「モニエル瓦の塗装(スラリー層除去を含む適切な工程で)」「外壁塗装と目地シーリングの打ち替え」という順序で検討する内容になります。屋根と外壁を同時施工できれば、足場の設置が1回で済むため費用面でも合理的です。

モニエル瓦の塗装や屋根の点検について気になることがあれば、なごみルーフへお気軽にご相談ください。現地調査・お見積りは無料で対応しています。

築19年セメント瓦とモルタル外壁の現地調査レポート【仙台市泉区】

仙台市泉区にお住まいの森様(仮名)から屋根・外壁の状態を見てほしいとご連絡をいただき、現地調査にうかがいました。築19年の木造2階建てで、屋根はセメント瓦、外壁はモルタルです。

屋根の状態——ドローンで確認したセメント瓦の変色とコケ

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローンで上空から撮影したところ、寄棟形状の屋根全体にわたってセメント瓦の変色が進んでいました。特に北側と谷まわりに茶色く変色した箇所が集中しており、コケの付着も見られます。セメント瓦は表面の塗膜が防水性を担っているため、塗膜が劣化して吸水しやすくなると、コケや藻が根を張りやすくなります。築19年という年数を考えると、過去に一度も塗装メンテナンスをしていなければ、表面保護はほぼ機能していない状態といえます。このまま放置すると吸水と乾燥を繰り返すうちに瓦自体にひびが入り、雨水が下地に達するリスクが高まります。

外壁の状態——モルタル面に入ったひび割れと雨筋

気になる箇所
外壁のひび割れ

外壁を一周して確認しました。東面・北面・西面・南面すべてのモルタル面で、縦方向のひび割れが複数本確認できます。特にカーポート脇の外壁面では、窓まわりから伸びるひびが目立ちました。雨筋の汚れもひびに沿って走っており、ひびが雨水の通り道になっていることがわかります。

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(北面)
外壁(北面)

モルタルは乾燥収縮や地震の揺れで経年的にひびが入る素材です。表面の塗膜が生きているうちはひびをある程度ふさいでいますが、塗膜が劣化して防水性が落ちると、ひびから雨水が浸入しやすくなります。外壁内部に水が入ると、木造の場合は構造材の腐食や断熱材の含水につながります。外から見えているひびの本数が多いほど、早めに処置しておいたほうが修繕費用の拡大を防げます。

軒まわりの状況

外壁(西面)
外壁(西面)
気になる箇所
軒天・雨どいまわり

軒天や雨どいについても各面を確認しました。雨どいに大きな破損は見られませんでしたが、軒天の塗膜にくすみが出ており、外壁と同時に塗装する範囲として見ておく必要があります。隣地との距離が狭い北面・西面は足場の設置方法を事前に検討しておく箇所です。

対処の考え方

今回の調査で確認できた主な劣化は、セメント瓦の塗膜劣化とコケ、モルタル外壁のひび割れです。どちらも築19年の建物としては想定の範囲内の症状ですが、対処は早いほど下地へのダメージを抑えられます。セメント瓦は塗装によって表面保護を回復できます。モルタル外壁はひびをシーリングで補修してから塗装するのが基本的な流れです。瓦自体に割れや欠けが生じていれば部分補修も並行して行います。

外壁(南面)
外壁(南面)

仙台市泉区エリアで同じようにセメント瓦やモルタル外壁の状態が気になっている方は、なごみルーフの無料現地調査をご利用ください。ドローン撮影を含めた調査結果をその場でお伝えし、費用の目安も含めてご説明します。

築50年の瓦棒屋根、現地調査で見えた劣化の実態【仙台市宮城野区】

先日、仙台市宮城野区の青木様(仮名)のお宅へ現地調査に伺いました。木造・築50年の住宅で、屋根は瓦棒、外壁はモルタルです。ドローンと目視を組み合わせて各面を確認しましたので、その内容を報告します。

ドローンで上から見た瓦棒屋根の状態

外壁(東面)
外壁(東面)

東面から撮影した画像を見ると、瓦棒の棟から軒先まで、塗膜は全体的にムラなく残っているように見えます。ただし、築50年という年数を考えると、表面上の色が保たれていても下地の状態は別問題です。現地では棟部分の取り合いや、瓦棒の継ぎ目周辺を重点的に確認しました。

外壁(西面)
外壁(西面)

西面から見ると、屋根面の傾斜と瓦棒の配列が明確に確認できます。日当たりや風向きの影響を受けやすい面なので、塗膜の劣化が進みやすい箇所です。この面でも継ぎ目のシール部分の状態を確認しました。

南面・北面から見た外壁と屋根の接合部

外壁(南面)
外壁(南面)

南面では、モルタル外壁と屋根の取り合い部分が確認できます。モルタルは築年数が経過するとひび割れが生じやすく、そこから雨水が浸入するケースがあります。今回は外壁面全体を目視で確認し、クラックの有無と程度をチェックしました。

外壁(北面)
外壁(北面)

北面は日照が少ないため、湿気が抜けにくい傾向があります。モルタル外壁に水分が長く留まると、内部から劣化が進むことがあります。この面は特に慎重に状態を確認しました。

築50年の瓦棒屋根、放置するとどうなるか

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローンで上空から撮影した全体像です。瓦棒の縦方向のラインが整然と並んでいますが、50年という期間は瓦棒屋根にとって相当な年数です。塗膜が剥がれ始めると、その下の鋼板部分が露出し、錆が発生します。錆が進行すると穴が開き、雨漏りに至ります。また、瓦棒の継ぎ目や棟包みのシールが硬化・剥離すると、そこから水が入り込みやすくなります。

モルタル外壁についても同様で、表面のクラックが深くなると雨水が壁内部に達し、木造の構造材を傷めることがあります。屋根と外壁の両方から水が入る状況になると、補修の範囲と費用が大きくなります。

瓦棒屋根の対処法について

築50年の瓦棒屋根の場合、下地の状態によって対処法が変わります。鋼板自体がまだ健全であれば塗装による保護が有効ですが、錆や変形が進んでいる場合はカバー工法や葺き替えを検討することになります。どの方法が適切かは、実際に屋根に上がって下地の状態を確認しないと判断できません。

モルタル外壁のクラックも、幅や深さによって補修の方法が変わります。表面だけの細かいひび割れと、構造に達するようなひび割れでは対処が異なります。

まずは調査の結果を踏まえてご相談ください

仙台市宮城野区エリアで、瓦棒屋根やモルタル外壁の状態が気になる方は、なごみルーフへご連絡ください。今回の青木様のケースのように、ドローン撮影と目視を組み合わせた調査で現状をお伝えし、必要な工事の内容と費用を具体的にご説明します。調査だけのご依頼も受け付けています。

築46年・陶器瓦とガルバリウム鋼板屋根の雨漏り原因を岩沼市で調査

「雨が降るたびに気になっているが、どこから入っているのかわからない」というご相談は、築年数の経った住宅では珍しくありません。岩沼市の山口様(仮名)のお宅も、築46年を迎えた木造住宅です。屋根は2階部分が陶器瓦、1階部分がガルバリウム鋼板(横葺き)という構成で、現地へ伺ったところ、複数の気になる箇所が見つかりました。

ドローン撮影で屋根全体の状態を把握

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

まずドローンで四方向から撮影し、屋根全体の状況を確認しました。陶器瓦は目立った破損こそ見当たりませんでしたが、谷部分(屋根面が交差するV字の箇所)では経年による汚れの堆積が見られました。1階屋根のガルバリウム鋼板横葺き部分は、表面の光沢がまだ残っている箇所もある一方で、壁際の納まりに気になる点がありました。

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

棟板金のコーキング処置が逆効果になるケース

棟板金
棟板金

陶器瓦屋根の棟板金を確認すると、隙間をコーキングで塞いだ処理が施されていました。吹き込み防止を目的としたものと思われますが、この処置には注意が必要です。コーキングで入口を塞いでも、板金内部に一度雨水が入り込んだ場合、今度は出口がなくなります。水が抜けずに滞留し、そこから室内側へ浸入するリスクがあります。応急処置として施工されたとしても、長期的には逆効果になりやすい方法です。

壁際の納まりと外壁クラックに浸水の痕跡

壁のクラック
壁のクラック
壁際立ち上がり
壁際立ち上がり

モルタル外壁にはクラック(ひび割れ)が発生しており、雨水の吸い上げや上部からの浸水が影響していると見られます。そして今回最も気になったのが、1階ガルバリウム鋼板横葺き屋根の壁際立ち上がり部分です。雨漏りが起きているとされる箇所のちょうど直上にあたり、現地で拝見したところ、板金の折り曲げ部分と壁の取り合いが十分に処理されていませんでした。この隙間から雨水が入り込んでいる可能性が高いと判断しました。壁際の納まりは、屋根工事の中でも雨漏りに直結しやすいポイントのひとつで、46年という築年数を考えると、経年による素材の動きや収縮も影響していると考えられます。

対処法と費用の目安

今回確認された問題への対応としては、まず壁際立ち上がりの納まり直しと、棟板金のコーキング除去および適切な板金処理が優先されます。あわせてモルタル外壁のクラック補修も検討が必要です。部分的な補修であれば数万円台から対応できる場合がありますが、壁際の板金を一度解体して納め直す場合は、範囲や状態によって費用が変わります。現地調査を経てから正確な金額をお伝えするのが確実です。

山口様のように「どこから漏っているかわからない」という状況は、複数箇所に原因が重なっていることも多く、ひとつ直しても別の箇所から水が回ってくるケースがあります。岩沼市近郊で屋根や外壁の状態が気になる方は、なごみルーフの無料現地調査をご利用ください。ドローン撮影を含めた調査を行い、状況をそのままお伝えします。

築26年セメント瓦の劣化、仙台市泉区での調査レポート

「屋根が古くなってきたけど、どの程度傷んでいるか自分では確認できない」というご相談は少なくありません。特にセメント瓦は、スレートや金属屋根とは劣化の仕方が異なるため、地上から見ただけでは状態を把握しにくい屋根材です。今回は仙台市泉区の前田様(仮名)邸で実施した現地調査の内容をもとに、セメント瓦の劣化サインと対処の考え方をまとめます。

ドローンで確認したセメント瓦の状態

外壁(北面)
外壁(北面)

前田様邸は築26年の木造住宅で、屋根材はセメント瓦です。ドローンで撮影した画像を確認すると、瓦面全体に黒ずんだ汚れが広がっており、コケや藻が表面に定着している様子が見てとれます。雨水が流れた跡とみられる白い筋状の汚れも複数箇所に出ており、瓦の表面塗装が劣化して水をはじきにくくなっているサインです。

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

セメント瓦は製造時に塗装が施されており、その塗膜が防水の役割を担っています。年数が経つと塗膜が薄れ、素地のセメントが雨水を吸いやすくなります。吸水が進むと瓦自体の強度が落ち、割れや欠けが起きやすくなるほか、冬季の凍害リスクも上がります。仙台市内では冬の気温が0度を下回る日があるため、吸水状態の瓦は凍結・膨張による破損が起こりやすい環境にあります。

外壁(窯業系サイディング)の状況

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)

外壁は窯業系サイディングです。各面を確認したところ、外壁自体の目立った破損は写真上では確認できませんでした。ただし、サイディングも築26年となるとコーキング(目地の充填材)の劣化が進んでいることが多く、ひび割れや痩せが生じていると雨水が入り込む経路になります。サイディング面は近くで目視しないと判断が難しいため、現地では手の届く範囲での確認も合わせて行いました。

外壁(西面)
外壁(西面)

セメント瓦の劣化、どこで判断するか

セメント瓦の補修・葺き替えを検討するうえで目安になる状態を挙げます。

  • 表面にコケ・藻が広範囲に定着している(塗膜の防水機能低下)
  • 雨水の流れた跡が白い筋として残っている(吸水している証拠)
  • 瓦を指で押さえると表面がポロポロと崩れる(素地の劣化)
  • 屋根裏や天井に雨染みが出始めている

前田様邸では上記のうち、コケの付着と雨染みの跡が複数面で確認されました。塗装で対応できる段階か、葺き替えを視野に入れる段階かは、実際に瓦の状態を近くで確認しないと判断できません。ドローン調査はあくまでも全体像を把握するための手段で、詳細は足場を組んだうえでの目視確認が必要な場合があります。

次のステップについて

仙台市泉区でセメント瓦の状態が気になる方、あるいは外壁サイディングのコーキング劣化について確認したい方は、なごみルーフへご相談ください。ドローンによる無料の屋根点検を実施しており、撮影した画像をその場でお見せしながら状態をご説明します。「工事が必要かどうかまだわからない」という段階でも構いません。まずは現状を把握することから始めましょう。

築30年スレート屋根の苔・色あせ、放置するとどうなる?山元町の調査事例

亘理郡山元町にお住まいの林様(仮名)から、築30年の木造住宅の屋根と外壁を見てほしいとご依頼をいただきました。ドローンと目視で調査した内容をお伝えします。

屋根の状態:スレート全面に苔と藻が広がっている

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローンで屋根全体を撮影したところ、スレート面のほぼ全域に苔・藻の付着が確認できました。棟板金の周辺や谷部など、水が溜まりやすい箇所は特に黒ずんでおり、元の塗膜がほとんど残っていない状態です。築30年という年数を考えると、塗り替えは少なくとも1〜2回の時期をすでに過ぎています。

なぜ苔・藻はここまで広がるのか

スレートの塗膜が劣化すると、表面が水を弾かなくなります。水分が屋根材に留まる時間が長くなるほど、苔や藻が根を張りやすくなります。山元町は海に近く湿度が高い日が続くため、内陸部より苔の繁殖が早い傾向があります。今回の屋根は塗膜が全面的に切れており、スレート自体が常に湿った状態になっていると判断しました。

放置すると屋根材の割れや雨漏りにつながる

苔が根を張った状態で冬を迎えると、水分が凍結・膨張を繰り返してスレートの内部から割れが進みます。割れたスレートの隙間から雨水が入ると、下地の野地板が腐食し、最終的には室内への雨漏りになります。そこまで至ると、屋根材の交換だけでなく野地板の補修も必要になるため、工事範囲と費用が大きく膨らみます。

外壁の状態も確認しました

外壁(北面)
外壁(北面)
外壁(西面)
外壁(西面)

窯業系サイディングの外壁も調査しました。北面と西面は日当たりが少ない分、表面の汚れや色あせが目立ちます。目地のシーリング材は経年で痩せており、北面では一部に隙間が生じていました。シーリングが切れた箇所から雨水が入ると、サイディングの裏側で結露や腐食が起きるため、早めの補修が必要な状態です。

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)

東面・南面は比較的日が当たるため色あせの傾向が異なりますが、塗膜の防水機能は全面的に落ちていると判断しました。

築30年スレート屋根への対処:塗装か葺き替えかの判断基準

スレートへの対処は大きく「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つです。今回のように苔が全面に広がっていても、スレート自体に割れや欠けがなければ塗装で対応できるケースがあります。ただし築30年という年数と劣化の進行具合から、スレートを手で触ったときの粉吹き(チョーキング)の程度や、実際の割れの有無を踏まえて最終的な工法を判断します。現地調査ではその点もあわせて確認しています。

亘理郡山元町周辺で屋根や外壁の状態が気になっている方は、なごみルーフまでお気軽にご相談ください。ドローンを使った無料の現地調査を行い、写真付きの報告書をお渡ししています。