築46年・陶器瓦とガルバリウム鋼板屋根の雨漏り原因を岩沼市で調査

「雨が降るたびに気になっているが、どこから入っているのかわからない」というご相談は、築年数の経った住宅では珍しくありません。岩沼市の山口様(仮名)のお宅も、築46年を迎えた木造住宅です。屋根は2階部分が陶器瓦、1階部分がガルバリウム鋼板(横葺き)という構成で、現地へ伺ったところ、複数の気になる箇所が見つかりました。

ドローン撮影で屋根全体の状態を把握

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(西面)
外壁(西面)
外壁(北面)
外壁(北面)

まずドローンで四方向から撮影し、屋根全体の状況を確認しました。陶器瓦は目立った破損こそ見当たりませんでしたが、谷部分(屋根面が交差するV字の箇所)では経年による汚れの堆積が見られました。1階屋根のガルバリウム鋼板横葺き部分は、表面の光沢がまだ残っている箇所もある一方で、壁際の納まりに気になる点がありました。

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

棟板金のコーキング処置が逆効果になるケース

棟板金
棟板金

陶器瓦屋根の棟板金を確認すると、隙間をコーキングで塞いだ処理が施されていました。吹き込み防止を目的としたものと思われますが、この処置には注意が必要です。コーキングで入口を塞いでも、板金内部に一度雨水が入り込んだ場合、今度は出口がなくなります。水が抜けずに滞留し、そこから室内側へ浸入するリスクがあります。応急処置として施工されたとしても、長期的には逆効果になりやすい方法です。

壁際の納まりと外壁クラックに浸水の痕跡

壁のクラック
壁のクラック
壁際立ち上がり
壁際立ち上がり

モルタル外壁にはクラック(ひび割れ)が発生しており、雨水の吸い上げや上部からの浸水が影響していると見られます。そして今回最も気になったのが、1階ガルバリウム鋼板横葺き屋根の壁際立ち上がり部分です。雨漏りが起きているとされる箇所のちょうど直上にあたり、現地で拝見したところ、板金の折り曲げ部分と壁の取り合いが十分に処理されていませんでした。この隙間から雨水が入り込んでいる可能性が高いと判断しました。壁際の納まりは、屋根工事の中でも雨漏りに直結しやすいポイントのひとつで、46年という築年数を考えると、経年による素材の動きや収縮も影響していると考えられます。

対処法と費用の目安

今回確認された問題への対応としては、まず壁際立ち上がりの納まり直しと、棟板金のコーキング除去および適切な板金処理が優先されます。あわせてモルタル外壁のクラック補修も検討が必要です。部分的な補修であれば数万円台から対応できる場合がありますが、壁際の板金を一度解体して納め直す場合は、範囲や状態によって費用が変わります。現地調査を経てから正確な金額をお伝えするのが確実です。

山口様のように「どこから漏っているかわからない」という状況は、複数箇所に原因が重なっていることも多く、ひとつ直しても別の箇所から水が回ってくるケースがあります。岩沼市近郊で屋根や外壁の状態が気になる方は、なごみルーフの無料現地調査をご利用ください。ドローン撮影を含めた調査を行い、状況をそのままお伝えします。