築68年の瓦屋根、そのまま使える?仙台市青葉区の平屋調査レポート

「築60年以上の実家の屋根、そろそろ限界かもしれない…でも、どこから手をつければいいのか分からない」。そんな不安を抱えながら、なかなか一歩を踏み出せないお客様は少なくありません。今回は仙台市青葉区にお住まいの田中様(仮名)より、築68年の木造平屋・瓦屋根のご相談をいただき、現地調査を行いました。同じようなお悩みをお持ちの方に向けて、調査で気づいた重要なポイントをお伝えします。

現地調査の概要|築68年の木造平屋をドローンと目視でチェック

今回の建物は仙台市青葉区に建つ木造平屋建て。屋根材は昔ながらの陶器瓦で、建築から68年が経過しています。調査にはドローンを活用し、普段は肉眼で確認しにくい屋根面全体の状態を上空から記録しました。また、外壁の各面も丁寧に目視確認しています。

外壁の状態|東・南・西面それぞれに異なるダメージが

外壁(東面)
外壁(東面)

東面の外壁では、経年による表面の劣化と細かなひび割れが確認されました。日が当たりにくい北寄りの面は湿気がこもりやすく、カビや苔の付着が進みやすい傾向があります。

外壁(南面)
外壁(南面)

南面は日射や紫外線の影響を最も受ける面です。塗膜の退色・チョーキング(手で触ると白い粉が付く現象)が見られ、防水性能が著しく低下している状態でした。このまま放置すると、外壁内部への雨水浸入リスクが高まります。

外壁(西面)
外壁(西面)

西面は仙台特有の西風と雨の影響を受けやすい面。目地のシーリング材が硬化・痩せており、隙間から雨水が入り込む危険性が確認されました。外壁と屋根の取り合い部分も要注意箇所です。

屋根の状態|ドローン映像で見えた瓦屋根のリスク

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

ドローン撮影で屋根全体を確認したところ、複数の瓦のズレと漆喰(棟部分の目地を埋める白い素材)の崩れが見つかりました。瓦そのものは陶器製のため耐久性が高く、割れていない瓦は再利用できるケースもあります。しかし、下地となる野地板や防水シート(ルーフィング)は68年の経年により劣化が進んでいると推定されます。特に棟部分の漆喰が崩れると、そこから雨水が侵入し、屋根内部の木材腐食や雨漏りへとつながるため、早めの対処が必要です。

築68年の瓦屋根で特に確認すべき3つのポイント

  • 棟瓦・漆喰の崩れ…雨漏りの入口になりやすい最重要箇所
  • 瓦のズレ・欠け…強風や地震で動いた瓦は放置厳禁
  • 下地(野地板・ルーフィング)の状態…瓦の見た目がよくても下地が傷んでいるケースが多い

なごみルーフからのアドバイス

築68年の瓦屋根は「瓦自体が丈夫だから大丈夫」と思いがちですが、下地や漆喰・外壁の防水性能は確実に限界を迎えています。仙台市青葉区は冬季の積雪や凍害も重なるため、ダメージが蓄積しやすい環境です。今回の田中様のケースでは、屋根の葺き替え(下地からのやり直し)と外壁の塗装・シーリング補修を合わせてご提案しました。部分補修で対処できる段階を超えている場合、トータルでリフォームした方が長期的なコストを抑えられることも多いです。まずは現状を正確に把握することが、最善の判断への第一歩です。

同じお悩みの方は|無料現地調査をご利用ください

なごみルーフでは、仙台市青葉区をはじめ宮城県内の屋根・外壁の無料現地調査を承っています。「築古の瓦屋根が心配」「雨漏りが起きる前に確認したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。ドローンを使った詳細な屋根点検も無料で対応しております。お問い合わせはお電話またはWebフォームから、お気軽にどうぞ。