「屋根を直したいけれど、どこに頼めばいいかわからない」「古い家の屋根、いったい何が重なっているんだろう?」そんな不安を抱えながら、長年住み慣れた家を守り続けている方は少なくありません。今回ご紹介するのは、仙台市内にお住まいの佐々木様(仮名)のお宅で実施した現地調査の事例です。築54年の木造住宅で、スレート瓦の下に瓦棒屋根が眠っていた、いわゆる「二重屋根」の実態をわかりやすくお伝えします。
ドローン調査で発覚した「スレートの下の瓦棒屋根」

今回の調査ではドローンを使用し、屋根全体を上空から詳細に撮影しました。パッと見た目にはスレート瓦が葺かれた屋根ですが、部分的に浮きや割れが目立ち、棟板金の浮きも確認されました。さらに詳しく調べたところ、スレート瓦の下にはかつての瓦棒屋根(トタン屋根)がそのまま残っていることが判明。これが「二重屋根」と呼ばれる状態です。
瓦棒屋根はかつての日本の住宅で広く使われた金属屋根ですが、経年劣化によって錆びや腐食が進みやすい素材です。その上からスレートをかぶせるカバー工法は一時的なコスト削減にはなりますが、下地の状態が隠れてしまうため、後になって雨漏りや腐食が進行しても気づきにくいというリスクがあります。
二重屋根が抱える3つのリスク
① 重量増加による構造への負担
スレート+瓦棒という二重構造は、屋根全体の重量を大幅に増やします。築54年の木造住宅では、経年劣化した垂木や野地板への負担が深刻で、地震時の倒壊リスクも高まります。
② 雨水の滞留と腐食
二重屋根の隙間に雨水が入り込むと、排水されずに滞留しやすくなります。すでに劣化している瓦棒屋根の鉄部が錆びると、野地板・垂木まで腐食が広がり、気づいたときには大規模な補修が必要になるケースも珍しくありません。
③ 再カバー工法が適用できない
現在の建築基準では、屋根の重ね葺きは原則2層まで。すでに二重構造になっている場合、次のリフォームでは既存屋根を全て撤去する「葺き替え工法」しか選択肢がなくなります。これは早めに適切な対処をしておく重要な理由のひとつです。
仙台の気候と木造住宅――雪・結露への備えも重要
仙台市を含む東北地方では、冬の積雪や寒暖差による結露が屋根下地にとって大きな負担となります。二重屋根の場合、層間に水分が閉じ込められると凍結・融解を繰り返し、劣化がさらに加速します。外壁に金属サイディングを使用している佐々木様のお宅のように、外装を後からリフォームしている建物では、屋根も同様に適切なタイミングで手を入れることが建物全体の寿命を左右します。
なごみルーフからのアドバイス
今回のような「スレートの下に瓦棒が隠れている二重屋根」は、仙台市内の築40〜60年の木造住宅でよく見られる状態です。見た目には問題がなさそうでも、内部では着実に劣化が進んでいます。「まだ大丈夫だろう」と放置するほど、後の工事費用と工期が増大するリスクが高まります。現在の屋根の層数・下地の腐食状況・建物の構造強度を総合的に判断した上で、葺き替えかカバー工法かを選ぶことが重要です。なごみルーフでは、ドローンによる詳細撮影と専門スタッフによる丁寧な現地確認で、お客様に最適なプランをご提案しています。
同じお悩みの方は
「うちの屋根も二重になっているかも」「スレートの下が心配」という方は、ぜひなごみルーフの無料現地調査をご活用ください。仙台市を中心に宮城県全域で対応しております。ドローン撮影・打診調査・詳細レポートの提出まで、費用は一切かかりません。まずはお気軽にお問い合わせください。






