築37年の陶器瓦とバルコニー防水、同時に点検すべき理由【仙台市青葉区】

「屋根は瓦だから丈夫と思って長年放置してきたけれど、そろそろ一度見てもらいたい」というご相談は少なくありません。瓦そのものは耐久性が高い素材ですが、築30年を超えると瓦以外の部分——棟まわりの漆喰や、バルコニーの防水層——が先に限界を迎えることがよくあります。仙台市青葉区の木村様(仮名・築37年・木造)のお宅にお伺いしたときも、まさにそうした状況でした。

外観と屋根の状態をドローンで確認

外壁(南面)
外壁(南面)
屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

現地で拝見したところ、窯業系サイディングの外壁は全体的に汚れが付着しているものの、大きなひび割れや欠損は確認できませんでした。屋根はドローンで上空から撮影しましたが、陶器瓦自体の割れや大きなズレは見当たりません。ただし棟瓦まわりは漆喰の劣化が進んでいる可能性があり、次の雨季に向けて状態の変化を注意したい箇所です。陶器瓦は瓦自体が割れない限り長く使えますが、漆喰が崩れると棟から雨水が入り込む経路になります。

今回もっとも気になったのは2階バルコニー

気になる箇所
バルコニー床面の苔と汚れ
気になる箇所
立ち上がり部のひび割れ
気になる箇所
外壁との取り合い部分

屋根より先に対処が必要と判断したのがバルコニー防水です。床面には苔が広がっており、水はけが悪くなっている状態でした。さらに立ち上がり部——床から立ち上がって外壁と接続する部分——にひび割れが入っていて、指で触れると表面がわずかに粉状になっていました。この立ち上がりのひびが開いたままになると、雨水がサイディング裏に回って下地を傷める原因になります。2階バルコニーの場合、水が漏れても1階の天井に症状が出るまで気づきにくく、発見が遅れるほど下地の補修範囲が広がります。

築30年超の建物で確認すべき3つのポイント

今回の調査を通じて、同じ築年数帯の建物で共通して確認したい箇所をまとめます。

一つ目は棟瓦まわりの漆喰です。陶器瓦の屋根でも、棟を固定している漆喰は20〜30年で劣化します。ドローン撮影で割れや剥離が見えたら早めに詰め直しが必要です。

二つ目はバルコニーの床面と立ち上がりです。苔が生えている、あるいは防水層の表面が白っぽくなっている場合は防水機能が低下しているサインです。立ち上がりのひびはとくに雨水の侵入経路になりやすい箇所です。

三つ目は外壁サイディングの目地です。窯業系サイディングは目地のシーリング材が先に劣化します。割れや痩せが見られたら、シーリングの打ち替えを検討してください。

まず無料の現地調査でご確認ください

なごみルーフでは、仙台市青葉区を含む宮城県内の現地調査を無料で承っています。屋根はドローンで撮影し、バルコニーや外壁まわりを含めた状態を画像付きで報告書にまとめます。「瓦だから大丈夫」と思っていたが念のため確認したい、という方もお気軽にご連絡ください。