米沢市のトタン屋根・金属サイディング外壁の劣化サインと補修の目安

トタン屋根や金属サイディングは、適切な時期に塗装や補修をすれば長く使える外装材です。ただ、雪の多い米沢市では、凍結や積雪の影響で劣化が内陸部より早く進むことがあります。今回は米沢市の山田様(仮名)邸で行った現地調査の内容をもとに、金属系外装の劣化の見方と対処の目安を紹介します。

外壁4面の状況確認

調査では建物を一周しながら、面ごとに外壁の状態を記録しました。金属サイディングは塗膜が生きている間は錆の進行を抑えられますが、塗膜が劣化すると素地の金属が大気に触れて錆が広がります。

外壁(北面)
外壁(北面)

北面は日当たりが少なく、湿気が抜けにくい面です。苔や黒ずみが発生しやすく、塗膜の劣化も他の面より先行する傾向があります。山田様邸の北面でも、パネルの継ぎ目付近に変色が見られました。

外壁(東面)
外壁(東面)
外壁(南面)
外壁(南面)
外壁(西面)
外壁(西面)

東・南・西面は比較的紫外線にさらされるため、チョーキング(手で触ると白い粉がつく状態)が起きていないか確認しました。チョーキングが出ていれば、塗膜の防水性がかなり落ちているサインです。南面や西面は褪色が進んでいましたが、この段階で塗装を行えば素地への浸食を防げます。

トタン屋根の劣化状況

屋根ドローン画像
屋根ドローン画像

屋根はドローンで全体を撮影しました。トタン屋根は波形や角波といった形状で水はけをつくっているため、山折り部分より谷部分に水や雪が集まりやすく、そこから錆が進む場合がほとんどです。米沢市は積雪量が多いため、雪が長期間屋根に残ることで錆の進行が早まることがあります。

板金屋根の劣化
板金屋根の劣化

近接して確認すると、板金部分に錆が発生していました。錆が表面にとどまっている段階であれば、ケレン(錆落とし)のうえに錆止め塗料を塗り、仕上げ塗装を施すことで補修できます。錆が板金を貫通している場合は、その部分の板金を交換するか、状態によってはカバー工法や葺き替えを検討する必要があります。放置して穴が開くと、野地板や構造材への雨水浸入につながります。

金属系外装の補修タイミングの目安

塗膜が残っている段階での塗装が、費用対効果の面でもっとも合理的です。一般的なトタン屋根や金属サイディングの塗装サイクルは10〜15年程度ですが、米沢市のような積雪地域では環境負荷が高いため、10年前後で専門家に診てもらうことをお勧めします。錆が進行してから対処すると、下地処理に手間がかかり費用も上がります。また、錆が広範囲に及ぶと塗装だけでは対応できなくなります。

なごみルーフからのアドバイス

山田様邸の外壁と屋根は、現時点では錆や塗膜劣化が確認されたものの、構造材への浸食には至っていない状態でした。このタイミングで塗装・補修を行うことで、建物の状態を長く維持できます。米沢市のトタン屋根・金属サイディングは、雪害や凍結の影響も受けやすいため、目視で異常がなくても築10年以上であれば一度現状を確認しておくと安心です。

同じお悩みの方は

なごみルーフでは、米沢市を含む山形・宮城エリアで無料の現地調査を行っています。トタン屋根や金属サイディングの状態が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。写真と調査報告書をもとに、必要な工事の内容と費用をご説明します。