大崎市の陶器瓦屋根、地震後のズレが雨漏りを招く理由と対処法

「地震のあとから雨漏りが気になっている。瓦が動いているかもしれないけれど、自分では確認できない」というご相談は、陶器瓦の屋根をお持ちのお宅からよくいただきます。今回は大崎市の山崎様(仮名)から同様のご相談をいただき、現地調査に伺いました。築45年の木造住宅で、屋根は陶器瓦です。

現地で確認した症状

屋根全体
屋根全体

ドローンで屋根全体を撮影したところ、陶器瓦の通りに明らかなズレが生じていました。一枚一枚の瓦が本来の位置からずれ、全体を見渡すと列が波打つように乱れています。地震の揺れが積み重なることで、こうした横ズレが起きやすくなります。

屋根全体
屋根全体(拡大)
下り棟
下り棟

下り棟も同様で、棟瓦がずれて隙間が開いている箇所が見られました。棟は雨水が集中しやすい部位なので、ここに隙間があると雨漏りに直結しやすい状態です。

瓦のズレ状況
瓦のズレ状況

なぜズレが雨漏りにつながるのか

瓦のズレ状況
瓦のズレ状況

陶器瓦は、隣り合う瓦が重なり合うことで雨水を流す仕組みになっています。ズレが生じると重なりが浅くなり、瓦と瓦の間に浮きができます。風向きによっては、その隙間から雨水が入り込む可能性が高くなります。特に横風を伴う雨の日には、通常の降雨より水が入りやすい状態です。山崎様のお宅でも、複数箇所でこの「浮き」が確認できました。

屋根から確認できなくても、こんな症状があれば要注意

屋根に上れなくても、室内や外まわりで以下のような症状があれば、瓦のズレを疑う理由になります。

  • 雨天後に天井や壁にシミが広がる、または新たなシミが現れた
  • 地震のあとに雨漏りが始まった、あるいは悪化した
  • ドローンや望遠で屋根を見ると、瓦の列がそろっていない

築年数が経っている陶器瓦屋根では、瓦を固定している漆喰の劣化も同時に進んでいることが多く、地震で動きやすい状態になっている場合があります。

対処法について

ズレが生じている場合、まず正確な範囲と程度を調査することが先決です。ズレの軽微なものは瓦の修正・漆喰の補修で対応できますが、広範囲に及んでいたり、下地への影響が出ていたりする場合は葺き直しが必要になります。いずれにせよ、放置すると雨水の浸入が進んで野地板まで傷むリスクがあるため、症状に気づいた時点で調査を依頼することをお勧めします。

大崎市周辺でのご相談はなごみルーフへ

なごみルーフでは、ドローンを使った屋根調査を無料で承っています。「地震後に雨漏りが心配になった」「陶器瓦の状態を一度確認したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。調査当日に写真付きの報告書をお渡しし、状況に応じた補修方法と費用感をご説明します。