塗装できない屋根材5パターン|カバー工法・葺き替えの選び方

「屋根塗装なら安く済むと思っていたら、業者に『塗装できません』と言われた」──屋根材や劣化状況によっては、塗装ではなくカバー工法や葺き替えが正解のケースがあります。無理に塗装しても数年で再劣化します。
このページでは、屋根専門店なごみルーフが「塗装で対応できない屋根材の見分け方」と、代替案となるカバー工法・葺き替えの選び方をご紹介します。

塗装で対応できない屋根材 5パターン

①:ノンアスベスト期のスレート (2000〜2008年前後)

規制過渡期に製造された「パミール」(ニチハ)、「アーバニー」(クボタ) 等のスレートは、経年で層状剥離を起こしやすく塗装しても表面が剥がれます。カバー工法または葺き替えをご検討ください。

②:セメント瓦・モニエル瓦の劣化限界

表面の塗膜が失われ、素地までボロボロになっているセメント瓦は塗装不可。葺き替えを検討してください。

③:トタン屋根の錆穴あき

トタン屋根で錆穴が空いている、または軽く叩くと凹むほど劣化していれば塗装対象外。ガルバリウム鋼板でのカバー工法が定番です。

④:スレート屋根で割れ・欠けが屋根全体の10%以上

部分的な割れなら補修+塗装で対応可能ですが、屋根全体の1割以上が破損している場合はカバー工法が現実的。塗装で延命しても数年で再劣化します。

⑤:既に雨漏りが発生している屋根

塗装は防水機能を回復させる工事ではなく、既存屋根材の保護。既に雨漏りしている屋根に塗装しても雨漏りは止まりません。原因調査+部分修理 or 葺き替えが必要。

塗装 vs カバー工法 vs 葺き替え 比較

屋根の状態推奨工事費用目安 (30坪)耐用年数
軽度の色あせ・チョーキング塗装40〜80万円10〜20年
スレート割れ多数・野地板健全カバー工法80〜150万円25〜30年
雨漏り・野地板腐食葺き替え150〜250万円30年以上

カバー工法のメリット・デメリット

メリット: 葺き替えより安く工期も短い (3〜5日) / 屋根材の廃材処分費が不要 / 既存屋根が下地となり断熱・遮音効果アップ
デメリット: 屋根重量が増える (地震対策で軽い金属屋根を選ぶのが定番) / 野地板が腐っていると施工不可

葺き替えのメリット・デメリット

メリット: 屋根が完全に新品になり寿命がリセット / 屋根重量を減らせるので耐震性アップ / 野地板・防水シートも同時に更新
デメリット: 費用が高い / 工期が長い (7〜10日) / 廃材処分費がかかる

「塗装できない」を「塗装できる」と偽る業者に注意

塗装専門業者は塗装しか売らないため、本当は塗装不可の屋根にも塗装を勧めることがあります。塗装後2〜3年で剥がれるトラブルの多くがこのパターン。
屋根専門店なら、塗装で十分か、カバー工法や葺き替えが必要かを中立に判断できます。詳細は業者選び7つの判断軸もご確認ください。

まずは無料現地調査で正しい判断を

「塗装で足りるのか、カバー工法か葺き替えか」の判断は、屋根に上がっての実測でしか決まりません。当社は塗装/カバー/葺き替え全て対応の屋根専門店です。

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