【仙台市宮城野区安養寺|東屋屋根事例】柱腐食と分電盤を触らない解決策

【仙台市宮城野区安養寺|東屋屋根事例】柱腐食と分電盤を触らない解決策

仙台市宮城野区安養寺のお客様より、敷地内にある東屋の柱が腐食し、立ち入り禁止の状態になっているとのご相談をいただきました。

特に心配されていたのが、東屋に設置されている分電盤の扱いです。

「柱を交換するとなると、分電盤も一度取り外さないといけないのではないか」
「電気工事が絡むと高額になるのではないか」

この点が大きな不安材料になっていました。

さらに、既製品の東屋への交換も検討されたそうですが、輸入材が多く、強度や耐久性に不安があり、既存の東屋を活かした修繕ができないかというご相談でした。

現場を確認すると、柱4本すべての柱脚(地面に近い部分)が腐食していました。

原因は主に以下の通りです。

・雨水の跳ね返り
・柱脚部の通気不足
・防腐処理の経年劣化

特に柱の根元は、水が溜まりやすく乾きにくい構造でした。木材は水分を含み続けると内部から腐朽が進行します。表面が無事に見えても、内部が空洞化しているケースも少なくありません。

今回も内部まで腐食が進み、構造的に危険な状態だったため、立ち入り禁止にされていた判断は正解でした。

そして問題の分電盤ですが、構造を確認したところ、

柱のみの交換であれば分電盤の脱着は不要

という判断が可能でした。

東屋の荷重のかかり方と配線の取り回しを確認し、仮設支持を行えば、安全に柱だけを入れ替えることができる状態でした。

今回ご提案したのは、

・腐食した柱4本の交換
・柱脚部の納まり改善
・屋根のカバー工法による保護

屋根は既存屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法を採用しました。既存下地を活かしつつ、ルーフィング(防水シート)を適切に施工することで、雨水の侵入リスクを抑えます。

東屋は母屋と違い、簡易的な造りになっていることが多く、防水処理が甘いケースが目立ちます。今回も、屋根から柱へ伝う雨水が腐食を早めていました。

また、既製品への総交換ではなく、構造を活かした修繕を選択した理由は以下の通りです。

・輸入材は乾燥状態や防腐処理にばらつきがある
・既存基礎に適合しない可能性がある
・長期的なメンテナンス性を考慮

柱交換のみであれば分電盤は触らなくて済むため、電気工事費も発生しません。結果として、余計なコストを抑えながら安全性を確保できました。

仙台市宮城野区安養寺のように、東屋に電気設備が付いているケースでは、「電気工事が高くなるのでは」と不安になる方が多くいらっしゃいます。

しかし実際には、

構造を正しく診断すれば、触らなくて済む部分も多い

のです。

柱が腐っている=すべて解体、とは限りません。

・本当に分電盤を外す必要があるのか
・既製品に交換するしか方法はないのか
・屋根からの雨水経路はどうなっているのか

こうした点を構造から判断できるかどうかが、工事費と安心感を大きく左右します。

東屋の柱腐食や屋根の傷みでお悩みの方は、表面だけでなく「なぜ傷んだのか」まで説明できる業者に相談することをおすすめします。

適切な判断をすれば、無駄な電気工事をせず、安全で長持ちする修繕が可能です。