今回の事例(ご相談内容)
亘理郡亘理町にお住まいのお客様より、「屋根塗装の見積もりが分かりにくい」というご相談をいただきました。
すでに4社から相見積もりを取られていましたが、
・専門用語が多く内容が理解できない
・工事範囲が曖昧
・“一式”表記が多く内訳が分からない
といった点に不安を感じていたそうです。
特に「どこを塗装して、どこは塗装しないのか」が明確に書かれていないことが大きな不安材料だったとのことでした。
屋根リフォームは決して安い買い物ではありません。
それにも関わらず、見積書が消費者目線で作られていないケースは少なくありません。
プロの視点(現場診断の結果)
現地調査を行ったところ、屋根材の表面劣化は見られましたが、下地の野地板(屋根材の下にある構造用板)やルーフィング(防水シート)に致命的な損傷は確認されませんでした。
つまり今回は、葺き替えではなく、適切な下地処理を行ったうえでの屋根塗装が妥当な状態でした。
しかし見積書の内容を確認すると、
・高圧洗浄の範囲が不明確
・縁切り(塗装後に屋根材の隙間を確保する工程)の記載なし
・下塗り材の種類が不明
・付帯部(破風板や雨樋など)の塗装範囲が曖昧
という状態でした。
これでは価格の比較はできても、「工事品質の比較」ができません。
屋根工事は“何を使うか”だけでなく、“どこまでやるか”が品質を大きく左右します。
亘理郡亘理町のように海風の影響を受けやすい地域では、塩害対策も考慮した塗料選定や下地処理が重要です。
最適な解決策(プロのアドバイス)
今回弊社では、見積書を以下のように細分化してご提示しました。
・屋根 高圧洗浄 面積明記
・下塗り材のメーカー名と製品名
・中塗り・上塗りの塗料名と期待耐用年数
・タスペーサー設置(縁切り部材)明記
・塗装する部位/塗装しない部位を明確に区分
・足場の設置範囲と飛散防止対策
さらに、破風板は塗装対象だが、軒天は今回は不要など、細かく明示しました。
見積書は「契約書の一部」です。
曖昧な表現は、後々のトラブルの原因になります。
プロとして大切なのは、専門用語を並べることではありません。
専門用語を分かりやすく説明し、消費者が判断できる状態にすることです。
例えば、
シーラー(下塗り材)とは何か
ルーフィング(防水シート)が傷んでいたらどうなるのか
こうした説明を事前に行うことで、価格の理由が明確になります。
同じ悩みを持つ方へ(まとめ)
亘理郡亘理町で屋根塗装や屋根リフォームを検討されている方へ。
見積書は「価格」だけを見るものではありません。
・工事項目が具体的に書かれているか
・使用材料が明記されているか
・塗装範囲が明確か
・一式表記ばかりになっていないか
これらが重要なチェックポイントです。
相見積もりを取ること自体は良いことですが、本当に比較すべきなのは金額ではなく「工事の中身」です。
分かりやすい見積書は、その会社の誠実さそのものです。
屋根は見えにくい部分だからこそ、説明の透明性が重要です。
亘理郡亘理町で屋根工事をご検討の方は、ぜひ“見積書の書き方”にも注目してみてください。
不安を解消する第一歩は、分かりやすい説明から始まります。





